空港のお仕事

成田空港第3ターミナルで実用されている通関手続きの電子化

どうもー、かりあげです!!

今日は成田空港第三ターミナルの税関エリアで実用されている通関手続きの電子化についてご紹介致します。

手続きの電子化とは?

入国者による携帯品(海外から持ってきた物=所持しているもの)や別送品(海外から送ったもの=所持していないもの)の申告書作成の簡易化や、申告/通関手続きの迅速化を目的にするもの。

顔認証技術を利用して、電子申告端末と出口ゲートでの本人確認を行なうほか、スマートフォン向けの税関申告アプリを使用した携行品の電子申告が可能となります。

何がなくなる?

①携帯品・別送品申告書

飛行機の中でCAさんから配られる用紙ですね。これがなくなるわけです!

②睨みのきいた税関職員とのやり取り

 税関では、空港などの税関検査場において、海外から本邦に入国(帰国)される皆様に、輸入が規制されている物品の有無、免税範囲を超える物品の有無等について、法令の規定に基づき確認をしています。このため、税関へ申告する事項について、あらかじめ「携帯品・別送品申告書」(税関様式C-5360)のA面にチェックを記入していただき、税関検査の際に提出していただく必要があります。なお、別送品がある方(渡航先から荷物を送る方)は「携帯品・別送品申告書」が2通必要となります。
 また、税関では、氏名等を確認する必要があることから、法令の規定に基づき、旅券又は航空券等の関係書類の提示を受けることがあります。

税関 Japan Customs

税関の方は日本に麻薬などの違法な物が入らないように見張ってくれている人たちです。日本の安全を守ってくれています。感謝ですね。
でもそれが故にちょっと怖い人もいます。

利用方法

①まずはアプリをダウンロード

税関申告アプリ

税関申告アプリ

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②アプリからQRコードを取得

事前にダウンロードしておいたアプリを帰国の飛行機の中で起動しましょう。
アプリを開いたら下記の通り登録を進めます。

ステップ1:基本情報の入力
ステップ2:入国日・フライト名の入力
ステップ3:申告内容を「はい」「いいえ」で入力
ステップ4:QRコードを取得

③電子申告端末で手続き

受託手荷物が回転台に出てくるまでの間に、取得したQRコードとパスポートをスキャンして申告完了!!

同時に顔写真も取られています。

④電子申告ゲートを通過

受託手荷物をピックアップして、あとは電子申告ゲートへ!!

顔認証でゲートが開くのでスムーズに外に出ることが出来ます。

※注意事項

・運用開始当初は、利用対象者を、日本国旅券を利用する旅客に限定しますが、一定期間が経過し、安定的な稼働が確認できた時点で、利用対象旅客を拡大します。拡大の時期はあらためてお知らせします。
・機器の都合上、身長が100㎝以上の方のご利用に限らせていただきます。
電子申告端末での申告手続きと電子申告ゲートの通過の際に顔認証のための顔写真の撮影を行いますので、マスクやサングラス等の顔を覆うものは外してください。
・電子申告ゲートを通過する際は、正面を向いてゆっくりと歩いてください。
・家族でも1人ずつ手続きを行う必要があります。
電子申告端末で手続きを行った場合でも、免税範囲を超えた携帯品や別送品の申告等がある方は、有人の検査台に案内されます。
・税関職員による質問、検査を受ける場合があります。

税関 Japan Customs

まとめ

[voice icon="https://kariage-blog.com/wp-content/uploads/2019/07/kariage.jpg" name="かりあげ" type="l"]いかがでしたでしょうか?

これで楽々通関ができるようになりますね。

最近では、空港もどんどんと省人化が進んできているように思います。チェックインカウンターの手荷物の受託も自動化となったりと。

それでも僕は経験豊富な人間の目は必要不可欠だと信じています。

かりあげも空港にとって必要不可欠な人材となりたいものです。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。[/voice]

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